うさばら氏ブログ

好奇心旺盛なアラサー女の戯言 新ブログはこちら

お見合いで結婚したらちょっと面白いかな【独白】

「おじいちゃんがいい結婚相手を見つけてやる」という言葉、19歳〜29歳現在まで一体何回聞いただろう。

証券会社時代、「うさばら氏が朝早くてかわいそう」と、おじいちゃんが会社まで送り迎えをしていた時期が半年ぐらいあった。

その間に体感で1000回は聞いた。

この話になった時、必ず出てくる人物がいる。

遠い親戚だか何だかの超おぼっちゃん系おじさん「サンちゃん」だ。

確か今40代後半ぐらいで、ひょろっひょろで、全く印象に残らない地味な顔つきで、超絶無気力。

未だ独身で、定職についたりつかなかったりみたいだが、実家が爆裂金持ちなのでノープロブレムらしい。

サンちゃんの「ベンツを親に買ってもらった、そのベンツでギャルの彼女を送り迎えしていた」エピソードを聞いて、あまりにベタな一昔前のおぼっちゃまぶりに、むしろ清々しさを感じた。

サンちゃんには、1年に一度会う機会がある。

私は母親の実家が蕎麦屋で、年越しそばの時期は毎年手伝うのだが、そこに朝だけひょこっと顔を出す。

そして、中高生のいとこ達含め、みんな忙しく働きまくっているのに、手伝う訳でもなく、かといって居心地悪そうにする事もなく、この状況で自分だけ手伝っていない事に罪悪感のカケラを感じる事もなく、ただタバコを吸いながらぼーーーっと私達を見る。

 

f:id:usbrs4649:20160716203342p:plain


そして、私は毎年必ず思う「こいつ何しに来やがった?」と。

そして、一番腹が立つのはこの後、、、

15分程、馬車馬のように働く私達をただただ呆然と見て一服した後、「これ、みんなでジュース買って」と1000円を私に差し出し、「面倒見のいいお兄さん感」をドヤ顔で出しやがるのだ。

 

f:id:usbrs4649:20160716203344p:plain


その時のドヤ顔は、もう、表情一つで人をこんなにイラつかせる事が可能なのかと、びっくりしてしまう程の代物で、私は毎年ひきつりながらも微笑して、「ありがとうございます」と返すのだ。

たった1000円でてめぇの行いがチャラになると思いやがって、、、てめぇの実家に資産いくらあんだよ、、、ここは年末の蕎麦屋、、、働かざる者は去れなんだよ、、、、なめんなよこのやろ。

以上の様な事等がありまして、サンちゃんに抱かれるぐらいなら、今後一生誰にも抱かれずに死んだ方がマシと思う次第でやんす。

話を本題に戻して、おじいちゃんは「サンちゃんの所は大変な資産家だし、うさばら氏をお嫁に行かせてもいいんじゃないか」というくだりの最後に、「でも、サンちゃんのお母さんがおっかないからな、お姑さんがあんなにキツい所に大切な孫娘うさばら氏を行かせる訳には行かない」という結論で締めくくられる。

うん、そこが確たる問題じゃないけど、そこもダメじゃん。

(^_^)/‾