夏の終わりのバイブ蝉【持論】
気がつけば9月。
待っていたのは、今年の夏もあっという間に終わってしまったという小さな絶望。
蝉の2016年度羽化生もすっかり全滅してしまった様です。
夏の終わりの風物詩「バイブ蝉」も見なくなりましたものね・・・・・・寂しいものです。
【バイブ蝉】[名]
死んでるのかな?と思い油断してたら、急に床に落ちたバイブのごとくジジジと振動する蝉。
転じて瀕死の蝉の総称。
(例)「マンションの前にバイブ蝉がいたので、びっくりして飛び上がった所、なんやかんやあって、ラッキーおっぱいがあった」
・・・・・・私、蝉の生き様が好きなんです。
6年間地中でくすぶって、やっと羽化して、1週間派手に暴れて、ぱっと死ぬ。
死んだ目でダラダラ生きるより、よっぽど美学がある。
地中にいた童貞時代、「羽化したら、いい女と子孫残してやる」と皆燃えていたに違いない。
蝉A(幼虫)「あの先輩、羽化して速攻交尾したらしいっすよ。」
蝉B(幼虫)「マジかよ。。。すげぇな。。。やっぱイケメンは得だよな。なんだかんだ。鳴くのも上手そうだしな。」
蝉C(幼虫)「万が一、万が一だよ、1週間何もないまま童貞で死んだらどうする?」
一同(幼虫)「・・・・・・・・・・・・ガクブル」
拝啓、来年羽化する君へ。
夏の日差しなんかに負けるな。鳴け、声が枯れるまで。地球が壊れるまで。命を燃やせ。
(^_^)/~